無線工学515(2)

R1.6b-12

 次の記述は、マイクロ波通信等におけるダイバーシティ方式について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1)  ダイバーシティ方式とは、同時に回線品質が劣化する確率が小さい二つ以上の通信系を設定して、それぞれの通信系の出力を選択又は合成することにより( A )の影響を軽減するものである。

(2)  十分に遠く離した二つ以上の伝送路を設定し、これを切り替えて使用する方法は( B )ダイバーシティ方式といわれる。

(3)  二つの受信アンテナを空間的に離すことにより二つの伝送路を構成し、この出力を合成又は選択する方法は( C )ダイバーシティ方式といわれる。

  A         B      C

1 フェージング    周波数    偏波

2 フェージング    ルート    スペース

3 フェージング    周波数    スペース

4 内部雑音      ルート    スペース

5 内部雑音      周波数    偏波

解答

2 フェージング    ルート    スペース

語呂合わせ
  小さい        ルート   スペース
  フェージング     ルート   スペース


 ダイバーシティ方式は
  小さい フェージング ルートだからスペース小

(1)  ダイバーシティ方式とは、同時に回線品質が劣化する確率が小さい二つ以上の通信系を設定して、それぞれの通信系の出力を選択又は合成することにより( フェージング )の影響を軽減するものである。

(2)  十分に遠く離した二つ以上の伝送路を設定し、これを切り替えて使用する方法は( ルート )ダイバーシティ方式といわれる。

(3)  二つの受信アンテナを空間的に離すことにより二つの伝送路を構成し、この出力を合成又は選択する方法は( スペース )ダイバーシティ方式といわれる。

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