無線工学B124

R5.07-2A3
R4.07-2A3
R2.11-2A4

解答

R5.07-2A3

1 1.3[㎡]

ワンポイント解説
 λ/2ダイポールアンテナの実効面積\(A_e\)は、
  \(A_e=0.13λ^2G_D\)[㎡]
   \(λ\):波長[m]、\(G_D\):相対利得(真数)

・波長\(λ\)は、\(fλ=c\)より、
 \(λ=\frac{c}{f}=\frac{300M}{300M}=1\)[m]
・相対利得\(G_D\)は、\(G_D=10\)[dB]より、デシベル計算

デシベル計算(素因数分解)
+10dB=10倍  +3dB=2倍
-10dB=1/10倍  -3dB=1/2倍
✕は+、÷は-

 [dB]:\(G_D=10\)[dB]
 真数:\(G_D=10\)
・\(A_e=0.13λ^2G_D\)[㎡]
  \(=0.13×1^2×10=1.3\)[㎡]

R4.07-2A3

4 4.7[㎡]

・波長\(λ\)は、\(fλ=c\)より、
 \(λ=\frac{c}{f}=\frac{300M}{500M}=0.6\)[m]
・相対利得\(G_D\)は、\(G_D=20\)[dB]より、デシベル計算
 [dB]:\(G_D=20=10+10\)[dB]
 真数:\(G_D=10×10=100\)
・\(A_e=0.13λ^2G_D\)[㎡]
  \(=0.13×0.6^2×100=\frac{13×6×6}{100}≒4.7\)[㎡]

R2.11-2A4

1 1.8[㎡]

・波長\(λ\)は、\(fλ=c\)より、
 \(λ=\frac{c}{f}=\frac{300M}{800M}=\frac{3}{8}\)[m]
・相対利得\(G_D\)は、\(G_D=20\)[dB]より、デシベル計算
 [dB]:\(G_D=20=10+10\)[dB]
 真数:\(G_D=10×10=100\)
・\(A_e=0.13λ^2G_D\)[㎡]
  \(=0.13×(\frac{3}{8})^2×100=\frac{13×3×3}{64}≒1.8\)[㎡]

検索用キーワード(問題文の最初の一文)

 自由空間において、周波数300[MHz]で半波長ダイポールアンテナに対する相対利得10[dB]のアンテナを用いるとき、このアンテナの実効面積の値
 自由空間において、周波数500[MHz]で半波長ダイポールアンテナに対する相対利得20[dB]のアンテナを用いるとき、このアンテナの実効面積の値
 自由空間において、周波数800[MHz]で半波長ダイポールアンテナに対する相対利得20[dB]のアンテナを用いるとき、このアンテナの実効面積の値

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