無線工学521(3)

R7.6a-11

 次の記述は、デジタル無線通信の伝送路で発生する誤り及びその対策の一例について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1)  デジタル無線通信の伝送路で発生する誤りには、ランダム誤りとバースト誤りがある。ランダム誤りは、送信した個々のビットに独立に発生する誤りであり、主として( A )によって引き起こされる。バースト誤りは、部分的に集中して発生する誤りであり、一般にマルチパスフェージングなどにより引き起こされる。

(2)  バースト誤りの対策の一つとして、送信側において送信する符号の順序を入れ替える( B )を行い、受信側で受信符号を元の順序に戻すことによりバースト誤りの影響を軽減する方法がある。

  A                B

1 受信機の熱雑音          デインターリーブ

2 受信機の熱雑音          インターリーブ

3 他の無線システムからの干渉波   デインターリーブ

4 他の無線システムからの干渉波   インターリーブ

5 他の無線システムからの干渉波   プレエンファシス

解答

2 受信機の熱雑音          インターリーブ

語呂合わせ
ランダム誤り 独立に発生する誤り 受信機の熱雑音
 ランダムに 独立するのは いぜ!
バースト誤り インターリーブで改善
 高速バスは インターチェンジへ行く

(1)  デジタル無線通信の伝送路で発生する誤りには、ランダム誤りとバースト誤りがある。ランダム誤りは、送信した個々のビットに独立に発生する誤りであり、主として( 受信機の熱雑音 )によって引き起こされる。バースト誤りは、部分的に集中して発生する誤りであり、一般にマルチパスフェージングなどにより引き起こされる。

(2)  バースト誤りの対策の一つとして、送信側において送信する符号の順序を入れ替える( インターリーブ )を行い、受信側で受信符号を元の順序に戻すことによりバースト誤りの影響を軽減する方法がある。

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