無線工学420(1)

R4.10b-9

 次の記述は、QPSK等のデジタル変調方式におけるシンボルレートとビットレートとの原理的な関係について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、シンボルレートは、1秒間に伝送するシンボル数(単位は〔sps〕)を表す。

(1)  QPSK(4PSK)では、シンボルレートが10.0〔Msps〕のとき、ビットレートは、
( A )〔Mbps〕である。

(2)  64QAMでは、ビットレートが48.0〔Mbps〕のとき、シンボルレートは、( B )〔Msps〕である。

  A    B

1 2.5    0.75

2 10.0    6.0

3 10.0    8.0

4 20.0    6.0

5 20.0    8.0

解答

5 20.0    8.0

ポイント
 下表のから求めます。

表の割合から求める。
※割合の求め方
 A:B=C:Dなら、AD=BCです。
 (外側にあるAとDを掛けたものと、内側にあるBとCを掛けたものは同じになる。)

QPSK(4PSK)10.0〔Msps〕:X〔Mbps〕=1:2
X〔Mbps〕 = 20

64QAM X〔Msps〕:48.0〔Mbps〕=1:6
6X〔Msps〕 = 48
X〔Msps〕 = 8

(1)  QPSK(4PSK)では、シンボルレートが10.0〔Msps〕のとき、ビットレートは、
( 20 )〔Mbps〕である。

(2)  64QAMでは、ビットレートが48.0〔Mbps〕のとき、シンボルレートは、( 8 )〔Msps〕である。

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