無線工学1103

R4.6b-23

 図に示す増幅器の利得の測定回路において、切換えスイッチSを①に接続して、レベル計の指示が0〔dBm〕となるように信号発生器の出力を調整した。次に減衰器の減衰量を13〔dB〕として、切換えスイッチSを②に接続したところ、レベル計の指示が14〔dBm〕となった。このとき被測定増幅器の電力増幅度の値(真数)として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、信号発生器、減衰器、被測定増幅器及び負荷抵抗は整合されており、レベル計の入力インピーダンスによる影響はないものとする。また、1〔mW〕を0〔dBm〕、log102=0.3とする。

1 1,000

2 500

3 400

4 250

5 100

解答

2 500

増幅器の利得の測定(2)
①被測定増幅器前後の電力(P前、P後)より増幅器の利得[dB]を求める
② ①で求めた[dB]を真数に変換する

P前=0[dBm]-減衰器13[dB]=-13[dBm]
P後=+14[dBm]
増幅器の利得=P後-P前=+14-(-13)=27dB

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