無線工学A504

R4.01-2A3
R2.11-2A3

解答

R4.01-2A3

4 60[Mbps]

ワンポイント解説
 OFDMの伝送速度(ビットレート)は6段階
 1.変調速度 256QAM=8ビット -①
 2.シンボルレート\(f=\frac{1}{T}\)[kHz] -② \(T:シンボル長[s]\)
 3.1シンボルの情報速度\(=①×②\)[Mbps] -③
 4.ガードインターバルによる情報減\(=③×\frac{1}{1+G}\)[Mbps] -④
   \(G:ガードインターバル比\)
 5.キャリアの個数倍\(=④×キャリア数\)[Mbps] -⑤
 6.誤り訂正符号化率\(=⑤×符号化率\)[Mbps]

ワンポイント解説
 ビット数
 1bit: \(2^1\) = 2通り 例:0=0、1=1
    BPSK
 2bit: \(2^2\) = 4通り 例:00=0、01=1、10=2、11=3
    QPSK、4PSK
 3bit: \(2^3\) = 8通り 例:000=0、、、111=7
    8PSK
 4bit: \(2^4\) = 16通り 例:0000=0、、、1111=15
    16QAM
 6bit: \(2^6\) = 64通り 例:000000=0、、、111111=63
    64QAM
 8bit: \(2^8\) = 256通り 例:00000000=0、、、11111111=255
    256QAM

 OFDMの伝送速度(ビットレート)は6段階
 1.変調速度 256QAM=8ビット -①
 2.シンボルレート\(f=\frac{1}{T}=\frac{1}{4μ}=250\)[kHz] -② \(T:シンボル長[s]\)
 3.1シンボルの情報速度\(=①×②=8×250k=2\)[Mbps] -③
 4.ガードインターバルによる情報減\(=③×\frac{1}{1+G}=2M×\frac{1}{1+1/4}=1.6\)[Mbps] -④
 5.キャリアの個数倍\(=④×キャリア数=1.6M×50=80\)[Mbps] -⑤
 6.誤り訂正符号化率\(=⑤×符号化率=80M×3/4=60\)[Mbps]

R2.11-2A3

5 50[Mbps]

 OFDMの伝送速度(ビットレート)は6段階
 1.変調速度 64QAM=6ビット -①
 2.シンボルレート\(f=\frac{1}{T}=\frac{1}{4μ}=250\)[kHz] -② \(T:シンボル長[s]\)
 3.1シンボルの情報速度\(=①×②=6×250k=1.5\)[Mbps] -③
 4.ガードインターバルによる情報減\(=③×\frac{1}{1+G}=1.5M×\frac{1}{1+1/4}=1.2\)[Mbps] -④
 5.キャリアの個数倍\(=④×キャリア数=1.2M×50=60\)[Mbps] -⑤
 6.誤り訂正符号化率\(=⑤×符号化率=60M×5/6=50\)[Mbps]

検索用キーワード(問題文の最初の一文)

・OFDMにおいて原理的に伝送可能な情報の伝送速度(ビットレート)の最大値

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