無線工学A208

R5.07-1A2
R3.01-2A4
R2.11-2A1

解答

ワンポイント解説 語呂合わせ
 ・ガードインターバルのガードは、後ろからをガード。
 ・ガードインターバルは、モード3で126μs(1/8)以内なら干渉が少ない。
 ・ガードインターバル以内であれば、SFN(Single Frequency Network)が可能。
 ・遅延時間計算は、\(時間=\frac{距離}{速さ}\)の式で道のりに注意!

R5.07-1A2

3 後  前  133  大きい

(3) \(時間=\frac{距離}{速さ}\)
・A→Cの距離は、25[km]
・A→B→Cの距離は、40+25[km]
 A→B→Cルートの方が、40[km]分遅れて到着するので、遅延時間差\(T\)は
 \(T=\frac{40k}{300M}\) ※電波の速さ\(=3×10^{8}=300M\)[m/s]
  \(=\frac{40k}{300}=133\)[μs]
 モード3のガードインターバル126[μs](1/8)を超えているので、シンボル間干渉は大きい。

R3.01-2A4

4 地上系デジタル放送に関する標準方式で、有効シンボル期間長が1,008[ms]ガードインターバル比が1/8の場合、原理的に希望波との伝搬距離差が37.8[km]を超える までのマルチパス波(妨害波)による信号劣化に対応できる。

R2.11-2A1

3 SFN  後  前  できない

(2)図の遅延時間τは、上段のガードインターバルを超えて到着しているので、シンボル間干渉が大きい(受信出来ない)。

検索用キーワード(問題文の最初の一文)

・我が国の標準テレビジョン放送等のうち地上系デジタル放送に関する標準方式で規定されているガードインターバル等
・我が国の地上系デジタル方式の標準テレビジョン放送に用いられるガードインターバルの原理的な働き

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