R7.01-1A14

R5.07-1A13

解答
R7.01-1A14
2 -3.0 8.7 62.7

ワンポイント解説①
等価等方輻射電力(EIRP)
EIRPは、送信機→給電線→送信アンテナから電波が発射した直後の電力レベルの事です。
・送信電力[W]を[dBW]にデシベル計算 ※1[W]=0[dBW] 1[W]が基準の0[dBW]
・送信電力、給電損失、送信アンテナ利得の足し算をする。
デシベル計算
+10dB=10倍 +3dB=2倍
-10dB=1/10倍 -3dB=1/2倍

ワンポイント解説②
性能指数G/T
・システム雑音温度[K]を[dBK]にデシベル計算 ※1[K]=0[dBK] 1[K]が基準の0[dBK]
・受信アンテナ利得、給電損失、システム雑音温度の足し算をする。
デシベル計算(素因数分解)
+10dB=10倍 +3dB=2倍
-10dB=1/10倍 -3dB=1/2倍
✕は+、÷は-
+4.8dB=3倍 ←問題文の最後(\(log_{10}3=0.48\))より
システム雑音温度
真数 300[K]=3×10×10
デシベル[dB/K]=4.8+10+10=24.8[dB/K]
・受信アンテナ利得、給電損失、システム雑音温度の足し算をする。
性能指数G/T=34.5[dBi]-1.0[dB]-24.8[dB/K]=8.7[dB/K]
※システム雑音温度は雑音なのでレベルの計算ではマイナス(-)します。
ワンポイント解説③
受信\(C/N_0\)
・等価等方輻射電力(EIRP)、伝搬損失、受信機の足し算をする。
受信\(C/N_0\)は、(問題の表と見比べて下さい) ※赤色はマイナスにします。
・等価等方輻射電力(EIRP)-3dBW
・伝搬損失 -171.6dB
・受信アンテナ利得 34.5dBi
・給電損失(受信) -1dB
・ボルツマン定数 -228.6dBW/Hz/K ←問題文に記入
・システム雑音温度[dBK] 24.8dBK ←②で求めた[dBK]の方です。[K]ではない。
∴受信\(C/N_0=-3-171.6+34.5-1-(-228.6+24.8)=62.7\)[dBHz]
R5.07-1A13
4 27 30.2 76.8

ワンポイント解説①
等価等方輻射電力(EIRP)
・送信電力[W]を[dBW]にデシベル計算 ※1[W]=0[dBW] 1[W]が基準の0[dBW]
・送信電力、給電損失、送信アンテナ利得の足し算をする。
・システム雑音温度[K]を[dBK]にデシベル計算
デシベル計算
+10dB=10倍 +3dB=2倍
-10dB=1/10倍 -3dB=1/2倍

ワンポイント解説②
性能指数G/T
・システム雑音温度[K]を[dBK]にデシベル計算 ※1[K]=0[dBK] 1[K]が基準の0[dBK]
・受信アンテナ利得、給電損失、システム雑音温度の足し算をする。
デシベル計算
+10dB=10倍 +3dB=2倍
-10dB=1/10倍 -3dB=1/2倍
・システム雑音温度[K]を[dBK]にデシベル計算

・受信アンテナ利得、給電損失、システム雑音温度の足し算をする。

選択肢Bから+29dB~+32dBの答えを選択して、30.2[dB/K]
※30.2[dB/K]より、受信システム雑音温度=55-30.2=24.8[dBK]=300[K]
ワンポイント解説③
受信\(C/N_0\)
・等価等方輻射電力(EIRP)、伝搬損失、受信機の足し算をする。
受信\(C/N_0\)は、(問題の表と見比べて下さい) ※赤色はマイナスにします。
・等価等方輻射電力(EIRP) 27dBW
・伝搬損失 -209dBW
・受信アンテナ利得 57dBi
・給電損失(受信) -2dB
・ボルツマン定数 -228.6dBW/Hz/K
・システム雑音温度[dBK] 24.8dBK ←②で求めた[dBK]の方です。[K]ではない。
∴受信\(C/N_0=27-209+57-2-(-228.6+24.8)=76.8\)[dBHz]
検索用キーワード(問題文の最初の一文)
・表は、衛星通信のダウンリンクにおける回線設計の一例を示したもの
・表は、衛星通信のダウンリンクにおける回線設計の一例

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