無線工学912

R6.10b-20(R6.10a-20)

 送信アンテナの地上高を324〔m〕、受信アンテナの地上高を9〔m〕としたとき、送受信アンテナ間の電波の見通し距離の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、大地は球面とし、標準大気における電波の屈折を考慮するものとする。

1 77 〔km〕

2 87 〔km〕

3 97 〔km〕

4 107 〔km〕

5 117 〔km〕

解答

2 87 〔km〕

見通し距離
 ※電波の屈折を考慮と言ったら、、、k=4/3
  \(k=4/3の時 d=4.12(\sqrt{h_1}+\sqrt{h_2}) [km]\) 
  語呂合わせ:資産(4 3) 良い2(412) 眼鏡(√)

  \(k=1の時 d=3.57(\sqrt{h_1}+\sqrt{h_2}) [km]\) 
  語呂合わせ:巫女なら(357) 眼鏡(√)

 送信アンテナの地上高を324〔m〕、受信アンテナの地上高を9〔m〕としたとき、送受信アンテナ間の電波の見通し距離の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、大地は球面とし、標準大気における電波の屈折を考慮するものとする。

\(k=4/3の時 d=4.12(\sqrt{h_1}+\sqrt{h_2}) [km]\) 
\(d=4.12(\sqrt{h_1}+\sqrt{h_2})\)
 \(=4.12(\sqrt{324}+\sqrt{9}=4.12(\sqrt{18^2}+\sqrt{3^2})\)
 \(≒87 [km]\)

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