無線工学904

R3.10b-21

 次の記述は、マイクロ波回線における電波伝搬について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1)  自由空間基本伝送損失\(Γ_o\)(真数)は、送受信アンテナ間の距離を\(d〔m〕\)、使用電波の波長を\(λ[m]\)とすると、次式で与えられる。
 \(Γ_o=( A )\)

(2)  送受信アンテナ間の距離を\(5〔km〕\)、使用周波数を\(7.5〔GHz〕\)とした場合の自由空間基本伝送損失の値は、約( B )である。ただし、\(log_{10}2=0.3\)及び\(π^2=10\)とする。

  A       B

1 \((4πd/λ)^2   121[dB]\)

2 \((4πd/λ)^2   124[dB]\)

3 \((4πd/λ)^2   128[dB]\)

4 \((4πλ/d)^2   134[dB]\)

5 \((4πλ/d)^2   140[dB]\)

解答

2 \((4πd/λ)^2   124[dB]\)

(1)  自由空間基本伝送損失\(Γ_o\)(真数)は、送受信アンテナ間の距離を\(d〔m〕\)、使用電波の波長を\(λ[m]\)とすると、次式で与えられる。
 \(Γ_o=(\) \((4πd/λ)^2\) \()\)

(2)  送受信アンテナ間の距離を\(5〔km〕\)、使用周波数を\(7.5〔GHz〕\)とした場合の自由空間基本伝送損失の値は、約( 124[dB] )である。ただし、\(log_{10}2=0.3\)及び\(π^2=10\)とする。

ポイント
 \(①fλ=cより、λを求める\)
 \(②与えられた公式に代入する\)
 \(③求めた答えを真数からdBに変換する。(デシベル計算)\)

 \(①fλ=cより、λを求める\)
 \(λ=\frac{c}{f}=\frac{3×10^8}{7.5×10^9}=0.04[m]\)

 \(②与えられた公式に代入する\)
 \(Γ_o=(\frac{4πd}{λ})^2=(\frac{4π×5×10^3}{0.04})^2=(5π×10^5)^2=25π^2×10^{10}\)
 \(π^2=10として\)
  \(=25×10^{11}\)

 \(③求めた答えを真数からdBに変換する。\)

デシベル計算
+10dB=10倍  +3dB=2倍
-10dB=1/10倍  -3dB=1/2倍

 \(25×10^{11}は\)

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