無線工学808(3)

R6.6a-19

 次の記述は、整合について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1)  給電線の特性インピーダンスとアンテナの給電点インピーダンスが異なると、給電線とアンテナの接続点から( A )が生じ、伝送効率が低下する。これを防ぐため、接続点にインピーダンス整合回路を挿入して整合をとる。

(2)  同軸給電線のような不平衡回路とダイポールアンテナのような平衡回路を直接接続すると、平衡回路に( B )が流れ、送信や受信に悪影響を生ずる。これを防ぐため、二つの回路の間に( C )を挿入して整合をとる。

  A      B        C

1 進行波    平衡電流     スタブ

2 進行波    不平衡電流    バラン

3 反射波    平衡電流     スタブ

4 反射波    平衡電流     バラン

5 反射波    不平衡電流    バラン

解答

5 反射波    不平衡電流    バラン

整合しているなら、
 ・不要な定在波は発生しない。 ※定在波は不要なものです。
 ・伝送効率は最大VSWR=1

(1)  給電線の特性インピーダンスとアンテナの給電点インピーダンスが異なると、給電線とアンテナの接続点から( 反射波 )が生じ、伝送効率が低下する。これを防ぐため、接続点にインピーダンス整合回路を挿入して整合をとる。

(2)  同軸給電線のような不平衡回路とダイポールアンテナのような平衡回路を直接接続すると、平衡回路に( 不平衡電流 )が流れ、送信や受信に悪影響を生ずる。これを防ぐため、二つの回路の間に( バラン )を挿入して整合をとる。

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