無線工学617(2)

R4.10a-14

 次の記述は、地上系のマイクロ波(SHF)多重通信において生ずることのある干渉について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1)  無線中継所などにおいて、正規の伝搬経路以外から、目的の周波数又はその近傍の周波数の電波が受信されるために干渉を生ずることがある。干渉は、( A )を劣化させる要因の一つになる。

(2)  中継所のアンテナどうしのフロントバックやフロントサイド結合などによる干渉を軽減するため、指向特性の( B )以外の角度で放射レベルが十分小さくなるようなアンテナを用いる。

(3)  ラジオダクトの発生により、通常は影響を受けない見通し距離外の中継局から( C )による干渉を生ずることがある。

  A       B         C

1 回線品質    主ビーム      オーバーリーチ

2 回線品質    サイドローブ    ナイフエッジ

3 拡散率     主ビーム      ナイフエッジ

4 拡散率     主ビーム      オーバーリーチ

5 拡散率     サイドローブ    ナイフエッジ

解答

1 回線品質    主ビーム      オーバーリーチ

語呂合わせ
 復調  サイドローブ  オーバーリーチ  回線品質  主ビーム

 復調したサイドローブは オーバーリーチで 回線品質を 主ビーム

(1)  無線中継所などにおいて、正規の伝搬経路以外から、目的の周波数又はその近傍の周波数の電波が受信されるために干渉を生ずることがある。干渉は、( 回線品質 )を劣化させる要因の一つになる。

(2)  中継所のアンテナどうしのフロントバックやフロントサイド結合などによる干渉を軽減するため、指向特性の( 主ビーム )以外の角度で放射レベルが十分小さくなるようなアンテナを用いる。

(3)  ラジオダクトの発生により、通常は影響を受けない見通し距離外の中継局から( オーバーリーチ )による干渉を生ずることがある。

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