無線工学605

R4.6a-13

　次の記述は、衛星通信の特徴について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

１　衛星中継器の回線（チャネル）を地球局に割り当てる方式のうち、「呼の発生のたびに回線（チャネル）を設定し、通信が終了すると解消する割り当て方式」をプリアサイメントという。

２　FDMA方式では、衛星の中継器で多くの搬送波を共通増幅するため、中継器をできるだけ線形領域で動作させる必要がある。

３　TDMA方式は、複数の地球局が同一の送信周波数を用いて、時間的に信号が重ならないように衛星の中継器を使用する。

４　TDMA方式では、衛星の一つの中継器で一つの電波を増幅する場合、飽和領域付近で動作させることができ、中継器の送信電力を最大限利用できる。

１　衛星中継器の回線（チャネル）を地球局に割り当てる方式のうち、「呼の発生のたびに回線（チャネル）を設定し、通信が終了すると解消する割り当て方式」を~~プリアサイメント~~　デマンドアサイメントという。