無線工学522

R5.2a-13

 次の記述は、通信衛星(対地静止衛星)に搭載される中継器(トランスポンダ)について述べたものである。このうち正しいものを下の番号から選べ。

1  一つの電力増幅器で多数波を同時に増幅する場合、一般に入出力特性の非直線領域を使用する。

2  通信衛星が受信した微弱な信号は、低雑音増幅器で増幅された後、送信周波数に変換される。

3  通信衛星の送信周波数は、一般に受信周波数より高い周波数が用いられる。

4  中継器の電力増幅器には、主にマグネトロンが用いられている。

解答

2  通信衛星が受信した微弱な信号は、低雑音増幅器で増幅された後、送信周波数に変換される。

正誤解説

1  一つの電力増幅器で多数波を同時に増幅する場合、一般に入出力特性の非直線領域 直線領域を使用する。

3  通信衛星の送信周波数(12GHz)は、一般に受信周波数(14GHz)より高い 低い周波数が用いられる。

4  中継器の電力増幅器には、主にマグネトロン TWTが用いられている。

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