R5.6b-11
次の記述は、携帯電話などに用いられている直交周波数分割多重(OFDM)伝送方式について述べたものである。( )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の( )内には、同じ字句が入るものとする。
(1) OFDM伝送方式では、高速の伝送データを複数の低速なデータ列に分割し、複数のサブキャリアを用いて並列伝送を行うことにより、単一キャリアのみを用いて送る方式に比べ、シンボル長が( A )なり、遅延波の影響を軽減できる
(2) また、( B )を挿入することにより、マルチパス遅延波が希望波に重なっても、( B )長が遅延波の遅延時間よりも( C )、マルチパス遅延波の干渉を効率よく回避できる。
A B C
1 短く ガードバンド 短ければ
2 短く ガードインターバル 長ければ
3 短く ガードインターバル 短ければ
4 長く ガードバンド 短ければ
5 長く ガードインターバル 長ければ
解答
5 長く ガードインターバル 長ければ
語呂合わせ
長く 遅延波 短ければ
長く ガードインターバル 長ければ
長い 遅延波 と 長い ガードのOFDM
(1) OFDM伝送方式では、高速の伝送データを複数の低速なデータ列に分割し、複数のサブキャリアを用いて並列伝送を行うことにより、単一キャリアのみを用いて送る方式に比べ、シンボル長が( 長く )なり、遅延波の影響を軽減できる
(2) また、( ガードインターバル )を挿入することにより、マルチパス遅延波が希望波に重なっても、( ガードインターバル )長が遅延波の遅延時間よりも( 長ければ )、マルチパス遅延波の干渉を効率よく回避できる。
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