無線工学1126(1)

R5.6a-23

 次の記述は、図に示す構成例を用いたFM(F3E)送信機の占有周波数帯幅の測定法について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の(   )内には、同じ字句が入るものとする。

(1)  送信機が発射する電波の占有周波数帯幅は、全輻射電力の( A )〔%〕が含まれる周波数帯幅で表される。( B )発生器から規定のスペクトルを持つ( B )信号を送信機に加え、所定の変調を行った周波数変調波を擬似負荷(減衰器)に出力する。

(2)  スペクトルアナライザを規定の動作条件とし、規定の占有周波数帯幅の2~3.5 倍程度の帯域を、スペクトルアナライザの狭帯域フィルタで掃引しながらサンプリングし、測定したすべての電力値をコンピュータに取り込む。

(3)  これらの値の総和から全電力が求まる。取り込んだデータを、下側の周波数から積算し、その値が全電力の( C )〔%〕となる周波数f1〔Hz〕を求める。同様に上側の周波数から積算し、その値が全電力の( C )〔%〕となる周波数f2〔Hz〕を求める。このときの占有周波数帯幅は、( D )〔Hz〕となる。

  A    B          C    D

1  99    パルスパターン    0.5    (f2+f1)/2

2  99    擬似音声       0.5    (f2+f1)/2

3  99    擬似音声       0.5    (f2-f1)

4  90    擬似音声       5.0    (f2+f1)/2

5  90    パルスパターン    5.0    (f2-f1)

解答

3  99    擬似音声       0.5    (f2-f1)

(1)  送信機が発射する電波の占有周波数帯幅は、全輻射電力の( 99 )〔%〕が含まれる周波数帯幅で表される。( 擬似音声 )発生器から規定のスペクトルを持つ( 擬似音声 )信号を送信機に加え、所定の変調を行った周波数変調波を擬似負荷(減衰器)に出力する。

(2)  スペクトルアナライザを規定の動作条件とし、規定の占有周波数帯幅の2~3.5 倍程度の帯域を、スペクトルアナライザの狭帯域フィルタで掃引しながらサンプリングし、測定したすべての電力値をコンピュータに取り込む。

(3)  これらの値の総和から全電力が求まる。取り込んだデータを、下側の周波数から積算し、その値が全電力の( 0.5 )〔%〕となる周波数f1〔Hz〕を求める。同様に上側の周波数から積算し、その値が全電力の( 0.5 )〔%〕となる周波数f2〔Hz〕を求める。このときの占有周波数帯幅は、( (f2-f1) )〔Hz〕となる。

ポイント
・占有周波数帯幅は、全輻射電力の99%が含まれる周波数帯幅です。
・残りの1%の半分(0.5%)が、占有周波数帯幅の上側(周波数が高い方)と下側(周波数が低い方)のそれぞれに分散されます。

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