無線工学1107

R5.2a-23

 同軸給電線とアンテナの接続部において、通過型高周波電力計で測定した進行波電力が4〔W〕、反射波電力が0.25〔W〕であるとき、接続部における定在波比(SWR)の値として、最も近いものを下の番号から選べ。

1 0.6

2 1.7

3 2.0

4 2.5

5 16.0

解答

2 1.7

定在波比SWR
 SWR=\(\frac{1+Γ}{1-Γ}\)
  Γ:反射計数
 \(Γ=\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\)
  \(M_1\):反射波電力 \(M_2\):進行波電力

\(Γ=\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}=\sqrt{\frac{0.25}{4}}=\sqrt{\frac{5^2}{2^2×10^2}}=\frac{5}{20}=0.25\)
SWR=\(\frac{1+Γ}{1-Γ}=\frac{1+0.25}{1-0.25}=\frac{1.25}{0.75}=1.66666…\)

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