無線工学1106

R4.10a-23

 次の記述は、図に示す方向性結合器を用いて導波管回路の定在波比(SWR)を測定する方法について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の(   )内には、同じ字句が入るものとする。

(1)  主導波管の①からマイクロ波電力を加え、②に被測定回路、③に電力計Ⅰ、④に電力計Ⅱを接続したとき、副導波管の出力③には反射波に( A )した電力が、副導波管の出力④には進行波に( A )した電力が得られる。

(2)  電力計Ⅰ及び電力計Ⅱの指示値がそれぞれM1〔W〕及びM2〔W〕であるとき、反射係数Γは( B )で表される。また、SWRは、(1+Γ)/(1-Γ)により求められる。

  A     B

1 反比例   \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\)

2 反比例   \(\sqrt{\frac{M_2}{M_1}}\)

3 比例    \(\sqrt{\frac{M_2}{M_1}}\)

4 比例    \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\)

5 比例    \(\sqrt{\frac{M_1-M_2}{M_1}}\)

解答

4 比例    \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\)

語呂合わせ
 例   \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\)    \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\) ↓   \(\frac{1+Γ}{1-Γ}\) ↓

 べる ワンツー(1 2) プラスマイナス 上から下へ

(1)  主導波管の①からマイクロ波電力を加え、②に被測定回路、③に電力計Ⅰ、④に電力計Ⅱを接続したとき、副導波管の出力③には反射波に( 比例 )した電力が、副導波管の出力④には進行波に( A )した電力が得られる。

(2)  電力計Ⅰ及び電力計Ⅱの指示値がそれぞれM1〔W〕及びM2〔W〕であるとき、反射係数Γは( \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\)  )で表される。また、SWRは、(1+Γ)/(1-Γ)により求められる。

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