R5.07-1A20
R4.01-1A20
R2.11-1A20
解答
R5.07-1A20
5 9 45
ワンポイント解説
プローブの抵抗とコンデンサの式 ※\(V_1:V_2=10:1\)に限る
\(R_1=9R_2\) プローブの抵抗(R)は良い国(192)
\(R_1\):等価回路内の抵抗 \(R_2\):オシロスコープの抵抗
\(C_2=9C_1\) コンデンサ(C)は憎い(291)
(1)\(R_1=9R_2\)より、
\(R_1=9×1=9[MΩ]\)
(2)\(C_2=9C_1\)より、
\(C_2=9C_1=9×5=45[pF]\)
R4.01-1A20
4 9 12
(1)\(R_1=9R_2\)より、
\(R_1=9×1=9[MΩ]\)
(2)\(C_2=9C_1\)より、
\(C_1=\frac{C_2}{9}=\frac{108}{9}=12[pF]\)
R2.11-1A20
2 9[MΩ] 10[pF]
(1)\(R_1=9R_2\)より、
\(R_1=9×1=9[MΩ]\)
(2)\(C_2=9C_1\)より、
\(C_1=\frac{C_2}{9}=\frac{90}{9}=10[pF]\)
ワンポイント解説
(1)\(C_1\)及び\(C_2\)を無視するとき、プローブの減衰比\(V_1:V_2\)を\(10:1\)にする抵抗\(R_1\)の値は、( )である。
\(C_1\)及び\(C_2\)を無視するとき、 →\(R_1\)と\(R_2\)の直列接続と見なせるので\(V_2\)は、
\(V_2=V_1×\frac{R_2}{R_1+R_2}\)より、
\(\frac{V_1}{V_2}=\frac{R_1+R_2}{R_2}\)
プローブの減衰比\(V_1:V_2\)を\(10:1\)にする抵抗\(R_1\)の値は、
\(\frac{V_1}{V_2}=\frac{R_1+R_2}{R_2}=\frac{10}{1}\) ※\(V_1:V_2=10:1\)
\(R_1+R_2=10R_2\)
\(R_1=9R_2\)
(2)\(C_1\)及び\(C_2\)を考慮し、\(R_1\)の値が、\(R_1=9R_2\)[MΩ]であるとき、周波数に無関係に\(V_1:V_2\)を\(10:1\)にする\(C_2\)の値は、( )[pF]である。
\(C_1\)及び\(C_2\)を考慮し、 →\(R_1\)と\(C_1\)のインピーダンスを\(Z_1\)、\(R_2\)と\(C_2\)のインピーダンスを\(Z_2\)とすると
\(Z_1=\frac{R_1×\frac{1}{jωC_1}}{R_1+\frac{1}{jωC_1}}\)
\(Z_2=\frac{R_2×\frac{1}{jωC_2}}{R_2+\frac{1}{jωC_2}}\)
プローブの減衰比を考えます。(1)より\(V_1:V_2=10:1\)なので、電圧は10:1。抵抗(インピーダンス)は\(R_1:R_2=9:1=Z_1:Z_2\)となるので、
\(Z_1=9Z_2\)
\(\frac{R_1×\frac{1}{jωC_1}}{R_1+\frac{1}{jωC_1}}=9\frac{R_2×\frac{1}{jωC_2}}{R_2+\frac{1}{jωC_2}}\)
\(\frac{R_1}{1+jωC_1R_1}=9\frac{R_2}{1+jωC_2R_2}\)
\(\frac{1+jωC_2R_2}{1+jωC_1R_1}=\frac{9R_2}{R_1}\)
\(R_1=9R_2\)より、
\(\frac{1+jωC_2R_2}{1+jωC_1R_1}=\frac{9R_2}{9R_2}=1\)
よって左辺の虚数部は等しくなるので
\(ωC_2R_2=ωC_1R_1\)
\(C_2=\frac{C_1R_1}{R_2}=\frac{C_1×9R_2}{R_2}=9C_1\)
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プローブ 図1に示すオシロスコープ(OSC)のプローブについて述べたものである。
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