一陸特 試験の概要

1.試験科目及び出題内容

一陸特の試験は、最も適切なものを選択する多肢選択式問題です。以下の2科目で実施されます。

科目出題範囲
無線工学 ・多重無線設備(空中線系を除く)の理論、構造及び機能の概要
・空中線系の理論、構造及び機能の概要
・多重無線設備及び空中線系並びに多重無線設備及び空中線系等のための測定機器の保守及び運用の概要
法規法規電波法及びこれに基づく命令の概要

試験時間は、無線工学と法規を合わせて3時間です。

2.試験内容

無線工学と法規で構成されていますが、問題用紙は同時に配布されるため自由に進めることができます。問題の種類は以下の4つです。

1.穴埋め問題
2.正しいものを選択する問題(〇選択)
3.間違ったものを選択する問題(✕選択)
4.計算問題

2.1 無線工学
出題形式:4または5多肢選択
 問題数:24問
  配点:120点(1問5点)
 合格点:75点(15問/24問中)

2.2 法規
出題形式:5多肢選択
 問題数:12問
  配点:60点(1問5点)
 合格点:40点(8問/12問中)

無線工学と法規それぞれの合格点以上を取らないと合格となりません。
※法規は4問までしか間違うことができません。

3.試験日

一陸特試験は毎年2月、6月、10月の年3回実施されています。

4.試験の科目合格制度

一陸特試験では科目合格制度はありません。無線工学と法規を一度に合格する必要があるため、暗記量を減らすことが重要です。

5.試験申請の受付期間

試験申請の受付期間は、曜日にかかわらず受付月の1日から20日までです。

 6月期の試験: 4月1日から20日まで
10月期の試験: 8月1日から20日まで
 2月期の試験:12月1日から20日まで

次回の申請受付期限まで、あと0日

正確な情報については、日本無線協会のホームページでご確認ください。

タイトルとURLをコピーしました