R4.10b-4
図に示す直列共振回路において、\(R\)の両端の電圧\(V_R\)及び\(X_C\)の両端の電圧\(V_{XC}\)の大きさの値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、回路は、共振状態にあるものとする。
\(V_R V_{XC}\)
1 50〔V〕 250〔V〕
2 50〔V〕 500〔V〕
3 100〔V〕 500〔V〕
4 100〔V〕 250〔V〕
解答
3 100〔V〕 500〔V〕
ポイント
直列共振時は、\(X_L=X_C\)で回路のリアクタンスは0となり、
\(Z=R\)(最小)となる。
(1)回路の電流を求めて
(2)それぞれにオームの法則で解く
直列共振状態なので、リアクタンス=0となる。
(1)回路の電流\(I\)は、
\(I=\frac{V}{R}=\frac{100}{16}=6.25[A]\)
(2)それぞれオームの法則より、
\(V_R=RI=16×6.25=100[V]\)
\(V_{XC}=X_CI=80×6.25=500[V]\)
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