R4.10a-23
次の記述は、図に示す方向性結合器を用いて導波管回路の定在波比(SWR)を測定する方法について述べたものである。( )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の( )内には、同じ字句が入るものとする。
(1) 主導波管の①からマイクロ波電力を加え、②に被測定回路、③に電力計Ⅰ、④に電力計Ⅱを接続したとき、副導波管の出力③には反射波に( A )した電力が、副導波管の出力④には進行波に( A )した電力が得られる。
(2) 電力計Ⅰ及び電力計Ⅱの指示値がそれぞれM1〔W〕及びM2〔W〕であるとき、反射係数Γは( B )で表される。また、SWRは、(1+Γ)/(1-Γ)により求められる。
A B
1 反比例 \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\)
2 反比例 \(\sqrt{\frac{M_2}{M_1}}\)
3 比例 \(\sqrt{\frac{M_2}{M_1}}\)
4 比例 \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\)
5 比例 \(\sqrt{\frac{M_1-M_2}{M_1}}\)
解答
4 比例 \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\)
語呂合わせ
比例 \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\) ↓ \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\) ↓ \(\frac{1+Γ}{1-Γ}\) ↓
比べる ワンツー(1 2) プラスマイナス 上から下へ
(1) 主導波管の①からマイクロ波電力を加え、②に被測定回路、③に電力計Ⅰ、④に電力計Ⅱを接続したとき、副導波管の出力③には反射波に( 比例 )した電力が、副導波管の出力④には進行波に( A )した電力が得られる。
(2) 電力計Ⅰ及び電力計Ⅱの指示値がそれぞれM1〔W〕及びM2〔W〕であるとき、反射係数Γは( \(\sqrt{\frac{M_1}{M_2}}\) )で表される。また、SWRは、(1+Γ)/(1-Γ)により求められる。
コメント