無線工学521(4)

R7.6b-11

 次の記述は、デジタル無線通信の伝送路で発生する誤り及びその対策の一例について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の(   )内には、同じ字句が入るものとする。

(1)  デジタル無線通信の伝送路で発生する誤りには、( A )誤りと( B )誤りがある。( A )誤りは、送信した個々のビットに独立に発生する誤りであり、主として受信機の熱雑音によって引き起こされる。( B )誤りは、部分的に集中して発生する誤りであり、一般にマルチパスフェージングなどにより引き起こされる。

(2)  ( B )誤りの対策の一つとして、送信側において送信する符号の順序を入れ替える( C )を行い、受信側で受信符号を元の順序に戻すことにより( B )誤りの影響を軽減する方法がある。

  A      B      C

1 バースト   ランダム   デインターリーブ

2 バースト   ランダム   インターリーブ

3 バースト   ランダム   プレエンファシス

4 ランダム   バースト   デインターリーブ

5 ランダム   バースト   インターリーブ

解答

5 ランダム   バースト   インターリーブ

語呂合わせ
ランダム誤り 独立に発生する誤り 受信機の熱雑音
 ランダムに 独立するのは いぜ!
バースト誤り インターリーブで改善
 高速バスは インターチェンジへ行く

(1)  デジタル無線通信の伝送路で発生する誤りには、( ランダム )誤りと( バースト )誤りがある。( ランダム )誤りは、送信した個々のビットに独立に発生する誤りであり、主として受信機の熱雑音によって引き起こされる。( バースト )誤りは、部分的に集中して発生する誤りであり、一般にマルチパスフェージングなどにより引き起こされる。

(2)  ( バースト )誤りの対策の一つとして、送信側において送信する符号の順序を入れ替える( インターリーブ )を行い、受信側で受信符号を元の順序に戻すことにより( バースト )誤りの影響を軽減する方法がある。

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