R7.10b-23
図に示すように、最大目盛値が10〔mA〕の直流電流計Aに抵抗R1及びR2を接続して、最大目盛 値が100〔mA〕及び50〔mA〕の多端子形の電流計にするとき、R1及びR2の値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、Aの内部抵抗RAは1.6〔Ω〕とする。

\(R_1\) \(R_2\)
1 0.4〔Ω〕 0.2〔Ω〕
2 0.4〔Ω〕 0.4〔Ω〕
3 0.2〔Ω〕 0.2〔Ω〕
4 0.2〔Ω〕 0.4〔Ω〕
解答
3 0.2〔Ω〕 0.2〔Ω〕
図に示すように、最大目盛値が10〔mA〕の直流電流計Aに抵抗R1及びR2を接続して、最大目盛 値が100〔mA〕及び50〔mA〕の多端子形の電流計にするとき、R1及びR2の値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、Aの内部抵抗RAは1.6〔Ω〕とする。
■50[mA]端子で考えます。

① 電流計Aの電圧=RI=1.6×10m=16mV
② R1,R2に流れる電流=50m-10m=40mA
③ R1+R2にかかる電圧=16mV
④ R1+R2の合成抵抗=V/I=16m/40m=0.4Ω
⑤ R1+R2=0.4Ωより、R1=0.2Ω、R2=0.2Ω

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