R7.10a-23
図に示すように、最大目盛値が10〔mA〕の直流電流計Aに分流器R1=R2=0.2〔Ω〕を用いたとき、端子ab間及びac間で測定できる最大電流値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、Aの内部抵抗を1.2〔Ω〕とする。

ab間 ac間
1 70〔mA〕 30〔mA〕
2 70〔mA〕 40〔mA〕
3 80〔mA〕 30〔mA〕
4 80〔mA〕 40〔mA〕
解答
4 80〔mA〕 40〔mA〕
図に示すように、最大目盛値が10〔mA〕の直流電流計Aに分流器R1=R2=0.2〔Ω〕を用いたとき、端子ab間及びac間で測定できる最大電流値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、Aの内部抵抗を1.2〔Ω〕とする。
■端子ab間

① 電流計Aの電圧=RI=1.2×10m=12mV
② R2の電圧=RI=0.2×10m=2mV
③ ①②より、R1の電圧=12mV+2mV=14mV
④ R1の電流=V/R=14m/0.2=70mA
⑤ ab間の電流=10m+70m=80mA
■端子ac間

① 電流計Aの電圧=RI=1.2×10m=12mV
② R1,R2それぞれの電圧=12m/2=6mV
③ R1(R2)の電流=V/R=6m/0.2=30mA
④ ac間の電流=10m+30m=40mA


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