無線工学842(2)

R3.6b-18

 次の記述は、図に示すレーダーに用いられるスロットアレーアンテナについて述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、方形導波管のxy面は大地と平行に置かれており、管内を伝搬するTE10モードの電磁波の管内波長をλgとする。

(1)  方形導波管の側面に、( A )の間隔(D)ごとにスロットを切り、隣り合うスロットの傾斜を逆方向にする。通常、スロットの数は数十から百数十程度である。

(2)  隣り合う一対のスロットから放射される電波の電界の水平成分は同位相となり、垂直成分は逆位相となるので、スロットアレーアンテナ全体としては水平偏波を放射する。水平面内の主ビーム幅は、スロットの数が多いほど( B )。

  A     B

1 λg/4    広い

2 λg/4    狭い

3 λg/2    広い

4 λg/2    狭い

解答

4 λg/2    狭い

語呂合わせ
 λg/2 水平 狭い

 スロットの ラクダ(λ)の コブは 水平で 狭い

(1)  方形導波管の側面に、( λg/2 )の間隔(D)ごとにスロットを切り、隣り合うスロットの傾斜を逆方向にする。通常、スロットの数は数十から百数十程度である。

(2)  隣り合う一対のスロットから放射される電波の電界の水平成分は同位相となり、垂直成分は逆位相となるので、スロットアレーアンテナ全体としては水平偏波を放射する。水平面内の主ビーム幅は、スロットの数が多いほど( 狭い )。

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