30.10a-21
次の記述は、マイクロ波回線の設定の際に考慮される第1フレネルゾーンについて述べたものである。( )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、使用する周波数の電波の波長をλとする。
(1) 図に示すように、送信点Tと受信点Rを焦点とし、TPとPRの距離の和が、焦点間の最短の距離TRよりも( A )だけ長い楕円を描くと、直線TRを軸とする回転楕円体となり、この楕円の内側の範囲を第1フレネルゾーンという。
(2) 一般的には、自由空間に近い良好な伝搬路を保つため、回線途中にある山や建物などの障害物が第1フレネルゾーンに入らないようにする必要がある。この障害物と見通し線との間隔hcを( B )という。
A B
1 λ クリアランス
2 λ ハイトパターン
3 λ/2 クリアランス
4 λ/2 ハイトパターン
解答
3 λ/2 クリアランス
語呂合わせ
λ/2 小さく クリアランス 自由空間
ラクダ(λ)が 半分(1/2)に 小さくなって 栗(クリ)食って 自由
(1) 図に示すように、送信点Tと受信点Rを焦点とし、TPとPRの距離の和が、焦点間の最短の距離TRよりも( λ/2 )だけ長い楕円を描くと、直線TRを軸とする回転楕円体となり、この楕円の内側の範囲を第1フレネルゾーンという。
(2) 一般的には、自由空間に近い良好な伝搬路を保つため、回線途中にある山や建物などの障害物が第1フレネルゾーンに入らないようにする必要がある。この障害物と見通し線との間隔hcを( クリアランス )という。
コメント