無線工学903(1)

R2.10b-21

 電波の伝搬において、送受信アンテナ間の距離を4〔km〕、使用周波数を7.5〔GHz〕とした場合の自由空間基本伝送損失の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、自由空間基本伝送損失\(Γ_0\)(真数)は、送受信アンテナ間の距離をd〔m〕、使用電波の波長をλ〔m〕とすると、次式で表されるものとする。また、\(log_{10}2=0.3\)及び\(π^2=10\)とする。

\(Γ_0=(\frac{4πd}{λ})^2\)

1 122 〔dB〕

2 128 〔dB〕

3 132 〔dB〕

4 136 〔dB〕

5 140 〔dB〕

解答

1 122 〔dB〕

ポイント
 解き方
 \(①fλ=cより、λを求める\)
 \(②公式に代入する\)
 \(③求めた答えを真数からdBに変換する。(デシベル計算)\)

 \(①fλ=cより、λを求める\)
 \(λ=\frac{c}{f}=\frac{3×10^8}{7.5×10^9}=0.04[m]\)

 \(②公式に代入する\)
 \(Γ_o=(\frac{4πd}{λ})^2=(\frac{4π×4×10^3}{0.04})^2=(4π×10^5)^2\)
 \(π^2=10として\)
 \(=16×10^{11}\)

 \(③求めた答えを真数からdBに変換する。\)

デシベル計算
+10dB=10倍  +3dB=2倍
-10dB=1/10倍  -3dB=1/2倍

\(16×10^{11}\)は、

コメント

タイトルとURLをコピーしました