無線工学A1313

R7.01-1A15
R5.07-1A15
R4.01-2A12

解答

R7.01-1A15

1 ①  3  “0 1 1 0 1 0 0”

ワンポイント解説 解き方
 (1)経路①と②のハミング距離の総和を求める。
 (2)状態遷移図から入力系列を求める。

(1)経路①と②のハミング距離の総和を求める。
・受信符号系列    “00 10 00 10 00 11 11” ←(2)の問題文より
・経路①送信符号系列 “00 11 10 10 00 01 11” ←矢印上の数字
 受信符号との合致  “〇〇 〇✕ ✕〇 〇〇 〇〇 ✕〇 〇〇”
 ハミング距離=✕の数=3
・経路②送信符号系列 “00 00 00 11 01 11 00” ←矢印上の数字
 受信符号との合致  “〇〇 ✕〇 〇〇 〇✕ 〇✕ 〇〇 ✕✕”
 ハミング距離=✕の数=5

よって、ハミング距離が最少となる生き残り経路は、経路①でPM=3。

(2)状態遷移図から入力系列を求める。

 (1)では、矢印上の数字を考えましたが、次は経路①の〇数字の変化について考えます。
・矢印1つ目は00→00に変化し、状態遷移図では/00になります。
・矢印2つ目は00→10に変化し、状態遷移図では/11になります。
・矢印3つ目は10→11に変化し、状態遷移図では/10になります。
・矢印4つ目は11→01に変化し、状態遷移図では/10になります。
・矢印5つ目は01→10に変化し、状態遷移図では/00になります。
・矢印6つ目は10→01に変化し、状態遷移図では/01になります。
・矢印7つ目は01→00に変化し、状態遷移図では/11になります。

求める入力系列は、状態遷移図の/の左側の信号(上の青字0110100となります。
 

R5.07-1A15

2 “1 0 1 1”

ワンポイント解説
 シフトレジスタのルール
 ・入力A、出力BCとするとA/BCと書く
 ・ルートは一筆書き
 ・問題文の最後にスタートは0から始まると記載あり
 ・問題は一筆書きでない時は、訂正ビット数が最小のルートを正解とする
 ・先ずは下図で動作を確認してください

解き方
 出力が“01 11 11 10”を図に示すと、

一筆書きになっていませんね。。。
どこかで誤りがあったようです。
赤矢印をなるべく少ない変更で一筆書きになるのが、
最も確からしいパスの事です。

右からの2番目の矢印(青色)を1本変更で一筆書きに出来ました!
この時の入力信号は、青枠から 入力:1011 になります。

R4.01-2A12

5 異なる  ”01 11 00 01”

解き方
 (1)の出力が“01 01 00 01”を図に示すと、

誤りがあったようで、一筆書きになっていませんね。。。
求める答えは、赤矢印をなるべく少ない変更で一筆書きになるのが、
最も確からしいパスの事です。

右からの2番目の矢印(青色)を1本変更で一筆書きに出来ました!
よって正しい出力は、青枠から 01 11 00 01 になります。

検索用キーワード(問題文の最初の一文)

・デジタル伝送の誤り訂正符号である畳み込み符号について、図に示す符号器のシフトレジスタ(T1,T2)の状態(T1,T2 は“0”または“1”)と入力u に応じて2つの符号(C1,C2)を出力して変化する様子を示す状態遷移図及びそれを時系列(ステップ毎)に書換えたトレリス線図による、ビタビ復号法の原理的な動作
・デジタル伝送の誤り訂正符号である畳み込み符号について、図に示す符号器のシフトレジスタの状態(“0”または“1”)と入力uに応じて2つの符号\((C_1 C_2)\)を出力して変化する様子を示す状態遷移図及びそれを時系列(ステップ毎)に書換えたトレリス線図から、ビタビ復号法までの原理的な動作

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