無線工学A1002

R6.01-1A11
R3.07-2A11

解答

R6.01-1A11

2 マイクロ波が対流圏を通過する際に生じる対流圏遅延誤差は、大気密度が高い地表付近で大きくなるが、対流圏遅延量は周波数に比例するため 周波数依存がないため、2周波以上の測定により軽減することができる。 測定による軽減ができない。

ワンポイント解説
 ・\(対流圏遅延誤差=周波数成分は無し\)
 ・\(電離層遅延量=\frac{1}{(周波数)^2}\)

R3.07-2A11

1 マイクロ波が電離層を通過する際に生じる電離層遅延は、高度100km程度以上に現れるスポラディックE層やF層の影響が大きいが、電離層遅延量は周波数に比例 周波数の二乗に反比例するため、2周波以上の測定により軽減することができる。

検索用キーワード(問題文の最初の一文)

・GPS(Global Positioning System)を利用した移動局の位置の測位に伴う測位誤差や、既知の地点(基準局)でGPSの誤差を測定しこの誤差情報により離れた地点の誤差を推定し補正するディファレンシャルGPS(DGPS)等
・図に示すようなGPS(Global Positioning System)を利用した移動局の位置の測位に伴う測位誤差や、既知の地点(基準局)でGPSの誤差を測定しこの誤差情報により離れた地点の誤差を推定し補正するディファレンシャルGPS(DGPS)等

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