R7.6a-20
次の記述は、マイクロ波回線の設定の際に考慮される第1 フレネルゾーンについて述べたものである。( )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、使用する電波の波長をλとする。

(1) 図に示すように、送信点をT、受信点をRとし、TPとPRの距離の和がTRよりも( A )だけ長い点P の軌跡を描くと、TとRを焦点とし直線TR を軸とする回転楕円体となり、この楕円体の内側の範囲を第1フレネルゾーンという。
(2) 一般的には、( B )に近い良好な伝搬路を保つため、回線途中にある山や建物などの障害物が第1 フレネルゾーンに入らないようにクリアランスを設ける必要がある。
(3) 第1フレネルゾーンの断面の半径rは、使用する周波数が高くなるほど小さくなる。
A B
1 λ/4 自由空間
2 λ/4 散乱波伝搬
3 λ/2 自由空間
4 λ/2 散乱波伝搬
5 λ 散乱波伝搬
解答
3 λ/2 自由空間
語呂合わせ
λ/2 小さく クリアランス 自由空間
ラクダ(λ)が 半分(1/2)に 小さくなって 栗(クリ)食って 自由
(1) 図に示すように、送信点をT、受信点をRとし、TPとPRの距離の和がTRよりも( λ/2 )だけ長い点P の軌跡を描くと、TとRを焦点とし直線TR を軸とする回転楕円体となり、この楕円体の内側の範囲を第1フレネルゾーンという。
(2) 一般的には、( 自由空間 )に近い良好な伝搬路を保つため、回線途中にある山や建物などの障害物が第1 フレネルゾーンに入らないようにクリアランスを設ける必要がある。
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