無線工学911

R4.10b-21

 次の記述は、電波の対流圏伝搬について述べたものである。このうち正しいものを下の番号から選べ。

1  標準大気中では、電波の見通し距離は幾何学的な見通し距離と等しい。

2  標準大気中では、等価地球半径は真の地球半径より小さい。

3  ラジオダクトが発生すると電波がダクト内に閉じ込められて減衰し、遠方まで伝搬しない。

4  標準大気の屈折率は、地上からの高さに比例して増加する。

5  標準大気のときのM曲線は、グラフ上で1本の直線で表される。

解答

5  標準大気のときのM曲線は、グラフ上で1本の直線で表される。

正誤解説

1  標準大気中では、電波の見通し距離は幾何学的な見通し距離と等しい。 長い。

2  標準大気中では、等価地球半径は真の地球半径より小さい。 大きい。

3  ラジオダクトが発生すると電波がダクト内に閉じ込められて減衰し、遠方まで伝搬しない。 遠方まで伝搬する。

4  標準大気の屈折率は、地上からの高さに比例して増加する。 減少する。

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