無線工学908(2)

R5.2b-21

 次の記述は、マイクロ波(SHF)のフェージングについて述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1)  大気層の揺らぎなどにより部分的に屈折率が変化するため、電波の一部が散乱して直接波との干渉が生じ、受信電界強度が、比較的短い周期で小幅に変動する現象を( A )フェージングという。

(2)  大気屈折率の分布状態が時間的に変化して地球の( B )が変化するため、直接波と大地反射波との干渉状態や大地による回折状態が変化して生ずるフェージングをK形フェージングという。

  A           B

1 シンチレーション    等価半径係数

2 シンチレーション    導電率や誘電率

3 ダクト形        等価半径係数

4 ダクト形        導電率や誘電率

解答

1 シンチレーション    等価半径係数

語呂合わせ
 比較的短い周期で小幅に   温度の逆転層   等価半径係数   シンチレーション

 フェージング、短い周期で 逆転層半径の シンチレーション

(1)  大気層の揺らぎなどにより部分的に屈折率が変化するため、電波の一部が散乱して直接波との干渉が生じ、受信電界強度が、比較的短い周期で小幅に変動する現象を( シンチレーション )フェージングという。

(2)  大気屈折率の分布状態が時間的に変化して地球の( 等価半径係数 )が変化するため、直接波と大地反射波との干渉状態や大地による回折状態が変化して生ずるフェージングをK形フェージングという。

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