無線工学841(2)

R7.10b-17

 次の記述は、アダプティブアレーアンテナ(Adaptive Array Antenna)の特徴について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の(   )内には、同じ字句が入るものとする。

(1)  一般に、アダプティブアレーアンテナは複数のアンテナ素子から成り、各アンテナの信号の( A )に適切な重みを付けて合成することにより( B )に指向性を制御することができ、電波環境の変化に応じて指向性を適応的に変えることができる。

(2)  さらに、( C )の到来方向にヌル点(null:指向性パターンの落ち込み点)を向け、( C )を弱めて通信の品質を改善することもできる。

  A       B     C

1 周波数     機械的   干渉波

2 周波数     電気的   希望波

3 振幅と位相   機械的   希望波

4 振幅と位相   電気的   希望波

5 振幅と位相   電気的   干渉波

解答

5 振幅と位相   電気的   干渉波

語呂合わせ
 振幅と位相 ヌル点 振幅と位相 弱め

 アダプティブに動くと 振幅と位相が ヌルっと 弱め

(1)  一般に、アダプティブアレーアンテナは複数のアンテナ素子から成り、各アンテナの信号の( 振幅と位相 )に適切な重みを付けて合成することにより( 電気的 )に指向性を制御することができ、電波環境の変化に応じて指向性を適応的に変えることができる。

(2)  さらに、( 干渉波 )の到来方向にヌル点(null:指向性パターンの落ち込み点)を向け、( 干渉波 )を弱めて通信の品質を改善することもできる。

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