無線工学835(1)

R6.10a-19

 次の記述は、オフセットパラボラアンテナについて述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の(   )内には、同じ字句が入るものとする。

(1)  曲面が( A )の反射鏡の一部と、( A )の焦点に置かれた一次放射器から構成されている。

(2)  開口面の正面に一次放射器や給電線路など電波の通路をさえぎるものがないため、これらにより電波の通路がブロッキングを受けず、円形パラボラアンテナに比べてサイドローブが少ない。

(3)  開口面の前面に一次放射器がないため、反射鏡面からの反射波はほとんど一次放射器に戻らず、円形パラボラアンテナに比べて周波数特性が( B )である。

  A        B

1 回転放物面    狭帯域

2 回転放物面    広帯域

3 回転双曲面    狭帯域

4 回転双曲面    広帯域

解答

2 回転放物面    広帯域

ポイント
  球面の内側=回転放物面
  球面の外側=回転双曲面

(1)  曲面が( 回転放物面 )の反射鏡の一部と、( 回転放物面 )の焦点に置かれた一次放射器から構成されている。

(2)  開口面の正面に一次放射器や給電線路など電波の通路をさえぎるものがないため、これらにより電波の通路がブロッキングを受けず、円形パラボラアンテナに比べてサイドローブが少ない。

(3)  開口面の前面に一次放射器がないため、反射鏡面からの反射波はほとんど一次放射器に戻らず、円形パラボラアンテナに比べて周波数特性が( 広帯域 )である。

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