無線工学824

R2.10a-18

 次の記述は、図に示すコーナレフレクタアンテナの構造及び特徴について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、波長をλ〔m〕とする。

1  反射板の開き角が変わると、利得及び指向特性(放射パターン)が変わる。

2  反射板の開き角が90度の場合、S=λ程度のとき、副放射ビーム(サイドローブ)は最も少なく、指向特性は単一指向性である。

3  反射板の開き角が90度の場合、半波長ダイポールアンテナと反射板を鏡面とする3個の影像アンテナによる電界成分が合成される。

4  反射板の開き角が90度の場合、半波長ダイポールアンテナに比べ、利得が大きい。

解答

2  反射板の開き角が90度の場合、S=λ S=λ/2程度のとき、副放射ビーム(サイドローブ)は最も少なく、指向特性は単一指向性である。

ポイント
 反射板の開き角が90度の場合、\(S=\frac{λ}{2}\)程度のとき
 ・サイドローブ 最小
 ・単一指向性

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