無線工学708(1)

R5.6a-16

 次の記述は、パルスレーダーの動作原理等について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

1  最小探知距離を短くするには、水平面内のビーム幅を狭くする。  

2  水平面内のビーム幅が狭いほど、方位分解能は良くなる。  

3  図1は、レーダーアンテナの水平面内指向性を表したものであるが、放射電力密度(電力束密度)が最大放射方向の1/2に減る二つの方向のはさむ角θ1をビーム幅という。      

4  図2に示す物標の観測において、レーダーアンテナのビーム幅をθ1、観測点から見た物標をはさむ角をθ2とすると、レーダー画面上での物標の表示幅は、ほぼθ12に相当する幅に拡大される。

解答

1  最小探知距離を短くするには、水平面内のビーム幅 送信パルス幅を狭くする。

最小探知距離を短くするには
 送信パルス幅を狭くする (ビーム幅ではない)

距離分解能Rを短くするには
 パルス幅を狭くする (ビーム幅ではない)

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