無線工学616

R4.10b-14

 次の記述は、地上系のマイクロ波(SHF)多重通信において生ずることのある干渉について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

1 アンテナ相互間の結合による干渉を軽減するには、指向特性の主ビーム以外の角度で放射レベルが十分小さくなるようなアンテナを用いる。

2 送受信アンテナのサーキュレータの結合度及び受信機のフィルタ特性により、送受間干渉の度合いが異なる。

3 無線中継所などにおいて、正規の伝搬経路以外から、目的の周波数又はその近傍の周波数の電波が受信されるために干渉を生ずることがある。

4 ラジオダクトによるオーバーリーチ干渉を避けるには、中継ルートを直線的に設定する。

5 干渉は、回線品質を劣化させる要因の一つになる。

解答

4 ラジオダクトによるオーバーリーチ干渉を避けるには、中継ルートを直線的に設定する。 直線的に設定しない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました