無線工学608(2)

R5.10a-14

 次の記述は、マイクロ波(SHF)多重無線回線の中継方式について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1)  受信したマイクロ波を中間周波数に変換して増幅した後、再びマイクロ波に変換して送信する方式を( A )中継方式という。

(2)  受信したマイクロ波を復調して信号の等化増幅及び同期の取直し等を行った後、再び変調してマイクロ波で送信する方式を( B )中継方式といい、( C )通信に多く使用されている。

  A             B    C

1 再生            直接   デジタル

2 再生            直接   アナログ

3 非再生(ヘテロダイン)   再生   アナログ

4 非再生(ヘテロダイン)   直接   アナログ

5 非再生(ヘテロダイン)   再生   デジタル

解答

5 非再生(ヘテロダイン)   再生   デジタル

直接中継方式
 マイクロ波→そのまま増力→マイクロ波

非再生中継(ヘテロダイン)方式
 マイクロ波→中間周波数→マイクロ波
 構成が簡単

再生中継方式
 マイクロ波→元の符号パルスを再生→マイクロ波
 波形ひずみ等は累積されない
 符号パルスはデジタル通信

(1)  受信したマイクロ波を中間周波数に変換して増幅した後、再びマイクロ波に変換して送信する方式を( 非再生(ヘテロダイン) )中継方式という。

(2)  受信したマイクロ波を復調して信号の等化増幅及び同期の取直し等を行った後、再び変調してマイクロ波で送信する方式を( 再生 )中継方式といい、( デジタル )通信に多く使用されている。

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