無線工学603(2)

R5.2a-10

 次の記述は、符号分割多元接続方式(CDMA)を利用した携帯無線通信システムについて述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1)  ソフトハンドオーバーは、すべての基地局のセル、セクタで( A )周波数を使用することを利用して、移動局が複数の基地局と並行して通信を行うことで、セル( B )での短区間変動の影響を軽減し、通信品質を向上させる技術である。

(2)  CDMAでは、マルチパス環境において受信された多重波信号を相関器により経路ごとに分離し、遅延を等化して合成する( C )受信と呼ばれる手法により、受信特性を改善することができる。

  A      B     C

1 異なる    境界    ARQ

2 異なる    中央    RAKE

3 同じ     中央    ARQ

4 同じ     境界    RAKE

5 同じ     境界    ARQ

解答

4 同じ     境界    RAKE

語呂合わせ
  同じ   境界   同位相   RAKE   基地   移動

 「同じ   境界で  同位相、  RAKE   基地から 移動!」

(1)  ソフトハンドオーバーは、すべての基地局のセル、セクタで( 同じ )周波数を使用することを利用して、移動局が複数の基地局と並行して通信を行うことで、セル( 境界 )での短区間変動の影響を軽減し、通信品質を向上させる技術である。

(2)  CDMAでは、マルチパス環境において受信された多重波信号を相関器により経路ごとに分離し、遅延を等化して合成する( RAKE )受信と呼ばれる手法により、受信特性を改善することができる。

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