無線工学521(1)

29.6b-12

 次の記述は、デジタル無線通信で発生する誤り及びその対策の一例について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

(1)  デジタル無線通信で生ずる誤りには、ランダム誤りとバースト誤りがある。ランダム誤りは、( A )に発生する誤りであり、主として受信機の熱雑音などによって引き起こされる。バースト誤りは、一般にマルチパスフェージングなどにより引き起こされる。

(2)  バースト誤りの対策の一つとして、送信する符号の順序を入れ替える( B )を行い、受信側で( C )により元の順序に戻すことによりバースト誤りの影響を軽減する方法がある。

  A         B           C

1 統計的に独立    デインターリーブ    インターリーブ

2 統計的に独立    インターリーブ     デインターリーブ

3 集中的       インターリーブ     デインターリーブ

4 集中的       デインターリーブ    インターリーブ

解答

2 統計的に独立    インターリーブ     デインターリーブ

語呂合わせ
ランダム誤り 独立に発生する誤り 受信機の熱雑音
 ランダムに 独立するのは いぜ!
バースト誤り インターリーブで改善
 高速バスは インターチェンジへ行く

(1)  デジタル無線通信で生ずる誤りには、ランダム誤りとバースト誤りがある。ランダム誤りは、( 統計的に独立 )に発生する誤りであり、主として受信機の熱雑音などによって引き起こされる。バースト誤りは、一般にマルチパスフェージングなどにより引き起こされる。

(2)  バースト誤りの対策の一つとして、送信する符号の順序を入れ替える( インターリーブ )を行い、受信側で( デインターリーブ )により元の順序に戻すことによりバースト誤りの影響を軽減する方法がある。

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