無線工学518

R5.2a-9

 次の記述は、一般的なデジタル伝送における伝送誤りについて述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、信号空間ダイアグラム上の信号点が変動し、受信側において隣接する信号点と誤って判断する現象をシンボル誤りといい、シンボル誤りが発生する確率をシンボル誤り率という。また、信号空間ダイアグラムにおける信号点の間の距離のうち、最も短いものを信号点間距離とする。

(1)  16相PSK(16PSK)と16値QAM(16QAM)を比較すると、一般に両方式の平均電力が同じ場合、16値QAMの方が信号点間距離が( A )、シンボル誤り率が小さくなる。

(2)  また、16値QAMにおいて、雑音やフェージングなどの影響によってシンボル誤りが生じた場合、データの誤り(ビット誤り)を最小にするために、信号空間ダイアグラムの縦横に隣接するシンボルどうしが1ビットしか異ならないように( B )に基づいてデータを割り当てる方法がある。

  A     B

1 長く    グレイ符号

2 長く    ハミング符号

3 短く    グレイ符号

4 短く    ハミング符号

5 短く    拡散符号

解答

1 長く    グレイ符号

語呂合わせ
      長く   グレイ符号

 誤る時は、長く   グレイ

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