無線工学514(3)

R7.6b-13

 次の記述は、対地静止衛星を利用するVSATシステムについて述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

1 VSATシステムは、一般に、中継装置(トランスポンダ)を持つ宇宙局、回線制御及び監視機能を持つ制御地球局(ハブ局)並びに複数のVSAT地球局(ユーザー局)で構成される。

2 VSATシステムは、14〔GHz〕帯と12〔GHz〕帯等のSHF帯の周波数が用いられている。

3 VSAT地球局(ユーザー局)間の通信は、すべてVSAT制御地球局(ハブ局)を経由(2ホップ)して行われ、VSAT地球局(ユーザー局)間で直接通信(1ホップ)することはできない。

4 VSAT地球局(ユーザー局)に一般的に用いられるアンテナは、オフセットパラボラアンテナである。

5 VSAT地球局(ユーザー局)は、小型軽量の装置であるが、車両に搭載して走行中の通信に用いることはできない。

解答

3 VSAT地球局(ユーザー局)間の通信は、すべてVSAT制御地球局(ハブ局)を経由(2ホップ)して行われ、VSAT地球局(ユーザー局)間で直接通信(1ホップ)することはできない。 ができる。

・VSATは制御地球局が必要
・VSAT地球局(TV中継車など)は
 走行中は使用不可!

正誤解説

1 VSATシステムは、一般に、中継装置(トランスポンダ)を持つ宇宙局、回線制御及び監視機能を持つ制御地球局(ハブ局)並びに複数のVSAT地球局(ユーザー局)で構成される。

2 VSATシステムは、14〔GHz〕帯と12〔GHz〕帯等のSHF帯の周波数が用いられている。

4 VSAT地球局(ユーザー局)に一般的に用いられるアンテナは、オフセットパラボラアンテナである。

5 VSAT地球局(ユーザー局)は、小型軽量の装置であるが、車両に搭載して走行中の通信に用いることはできない。

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