無線工学515(2)

R7.10b-10

 次の記述は、ダイバーシティ方式について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

1  ダイバーシティ方式は、回線品質が同時に劣化する確率が小さい複数の通信系を設定して、その受信信号を切り替えるか又は合成することで、フェージングによる信号出力の変動を軽減するための方法である。

2  周波数によりフェージングの影響が異なることを利用して、二つの異なる周波数を用いるダイバーシティ方式を、偏波ダイバーシティ方式という。

3  2基以上の受信アンテナを空間的に離れた位置に設置して、それらの受信信号を切り替えるか又は合成するダイバーシティ方式を、スペースダイバーシティ方式という。

4  十分に遠く離した二つ以上の伝送路を設定し、これを切り替えて使用するダイバーシティ方式を、ルートダイバーシティ方式という。

解答

2  周波数によりフェージングの影響が異なることを利用して、二つの異なる周波数を用いるダイバーシティ方式を、偏波ダイバーシティ方式 周波数ダイバーシティ方式という。

コメント

タイトルとURLをコピーしました