R4.10a-10
受信機の内部で発生した雑音を入力端に換算した等価雑音温度\(T_e〔K〕\)は、雑音指数を\(F(真数)\)、周囲温度を\(T_o〔K〕\)とすると、\(T_e=T_o(F-1)〔K〕\)で表すことができる。このとき雑音指数を\(7〔dB〕\)、周囲温度を\(17〔℃〕\)とすると、\(T_e\)の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし\(\log_{10} 2=0.3\)とする。
1 580 〔K〕
2 870 〔K〕
3 1,160 〔K〕
4 1,450 〔K〕
5 2,030 〔K〕
解答
3 1,160 〔K〕
\(等価雑音温度T_E\)
\(T_E=T_o(F-1)に代入する\)
\(T_o:周囲温度[K]\)
\(F:雑音指数[真数]\)
\(①デシベル計算で雑音指数[dB]を[真数]にする\)
デシベル計算
+10dB=10倍 +3dB=2倍
-10dB=1/10倍 -3dB=1/2倍
\(②T_E=T_o(F-1)\)
\(=(17+273)×(5-1)=290×4=1,160[K]\)
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