無線工学414(7)

R7.6a-12

 次の記述は、図に示すBPSK信号の復調回路の構成例について述べたものである。(   )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の(   )内には、同じ字句が入るものとする。

(1)  この復調回路は、( A )検波方式を用いている。

(2)  位相検波回路で、入力のBPSK信号と搬送波再生回路で再生した搬送波との乗算を行い、低域フィルタ(LPF)、識別再生回路及びクロック再生回路によってデジタル信号を復調する。

(3)  搬送波再生回路は、( B )、帯域フィルタ(BPF)、位相同期ループ(PLL)及び1/2分周回路で構成されており、入力のBPSK信号の位相がデジタル信号に応じてπ〔rad〕変化しても、搬送波再生回路の帯域フィルタ(BPF)の出力の位相は変わらない。

  A    B

1 遅延   π/2移相器

2 遅延   位相変調器

3 遅延   周波数2逓倍回路

4 同期   π/2移相器

5 同期   周波数2逓倍回路

解答

5 同期   周波数2逓倍回路

上図のBは周波数2逓倍回路
 周波数を2逓倍→1/2分周して、搬送波を再生する。

(1)  この復調回路は、( 同期 )検波方式を用いている。

(2)  位相検波回路で、入力のBPSK信号と搬送波再生回路で再生した搬送波との乗算を行い、低域フィルタ(LPF)、識別再生回路及びクロック再生回路によってデジタル信号を復調する。

(3)  搬送波再生回路は、( 周波数2逓倍回路 )、帯域フィルタ(BPF)、位相同期ループ(PLL)及び1/2分周回路で構成されており、入力のBPSK信号の位相がデジタル信号に応じてπ〔rad〕変化しても、搬送波再生回路の帯域フィルタ(BPF)の出力の位相は変わらない。

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