無線工学413(3)

R5.2a-8

 次の記述は、PSKについて述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

1  2相PSK(BPSK)では、”0″、”1″の2値符号に対して搬送波の位相にπ〔rad〕の位相差がある。

2  8相PSKでは、2相PSK(BPSK)に比べ、一つのシンボルで3倍の情報量を伝送できる。

3  4相PSK(QPSK)は、搬送波の位相が互いにπ/2〔rad〕異なる二つの2相PSK(BPSK)変調器を用いて実現できる。

4  4相PSK(QPSK)では、1シンボルの一つの信号点が表す情報は、”00″、”01″、”10″及び”11″のいずれかである。

5  π/4シフト4相PSK(π/4シフトQPSK)では、時間的に隣り合うシンボルに移行するときの信号空間軌跡が必ず原点を通るため、包絡線の変動が緩やかになる。

解答

5  π/4シフト4相PSK(π/4シフトQPSK)では、時間的に隣り合うシンボルに移行するときの信号空間軌跡が必ず原点を通るため  原点を通ることがなく、包絡線の変動が緩やかになる。

π/4シフト4相PSK(π/4シフトQPSK)では
信号空間軌跡が原点を通らない

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