無線工学409(4)

R7.10b-8

 次の記述は、直交周波数分割多重(OFDM)伝送方式の一般的な特徴について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

1  高速のビット列を多数のサブキャリアを用いて周波数軸上で分割して伝送する方式である。

2  サブキャリアの周波数間隔⊿fは、有効シンボル期間長(変調シンボル長)Tsと等しく(⊿f=Ts)なっている。

3  ガードインターバルにより、マルチパスによる遅延波が原因で起きるシンボル間干渉を効果的に軽減することができる。

4  ガードインターバルは、送信側で付加される。

5  OFDM伝送方式を用いると、シングルキャリアをデジタル変調した場合に比べて、伝送速度はそのままでシンボル期間長を長くできる。

解答

2  サブキャリアの周波数間隔⊿fは、有効シンボル期間長(変調シンボル長)Tsと等しく(⊿f=Ts)なっている。 Tsの逆数と等しく(⊿f=1/Ts)なっている。

OFDMは
シンボルレート低く出来る
シンボル期間長(継続時間)長く出来る。
ガードインターバルで干渉除去出来る。
遅延波の影響を受け難い。
サブキャリアの周波数間隔⊿f=1/Ts

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