無線工学214(2)

R4.10b-4

 図に示す直列共振回路において、\(R\)の両端の電圧\(V_R\)及び\(X_C\)の両端の電圧\(V_{XC}\)の大きさの値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、回路は、共振状態にあるものとする。

  \(V_R      V_{XC}\)

1 50〔V〕    250〔V〕

2 50〔V〕     500〔V〕

3 100〔V〕   500〔V〕

4 100〔V〕   250〔V〕

解答

3 100〔V〕   500〔V〕

ポイント
 直列共振時は、\(X_L=X_C\)で回路のリアクタンスは0となり、
 \(Z=R\)(最小)となる。
  (1)回路の電流を求めて
  (2)それぞれにオームの法則で解く

直列共振状態なので、リアクタンス=0となる。
(1)回路の電流\(I\)は、
   \(I=\frac{V}{R}=\frac{100}{16}=6.25[A]\)
(2)それぞれオームの法則より、
   \(V_R=RI=16×6.25=100[V]\)
   \(V_{XC}=X_CI=80×6.25=500[V]\)

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