無線工学120

R6.2b-2

 次の記述は、直交周波数分割多重(OFDM)伝送方式について述べたものである。このうち正しいものを下の番号から選べ。

1  OFDM伝送方式では、高速の伝送データを複数の低速なデータ列に分割し、複数のサブキャリアを用いて並列伝送を行う。

2  ガードインターバルを挿入することにより、マルチパスの遅延時間がガードインターバル長の範囲外であれば、遅延波の干渉を効率よく回避できる。

3  各サブキャリアの直交性を厳密に保つ必要はない。また、正確に同期をとる必要がない。

4  一般的に3.9世代移動通信システムと呼ばれる携帯電話の通信規格であるLTEの上り回線で利用されている。

解答

1  OFDM伝送方式では、高速の伝送データを複数の低速なデータ列に分割し、複数のサブキャリアを用いて並列伝送を行う。

正誤解説

2  ガードインターバルを挿入することにより、マルチパスの遅延時間がガードインターバル長の範囲外 範囲内であれば、遅延波の干渉を効率よく回避できる。

3  各サブキャリアの直交性を厳密に保つ必要はない。 必要がある。また、正確に同期をとる必要がない。 必要がある。

4  一般的に3.9世代移動通信システムと呼ばれる携帯電話の通信規格であるLTEの上り回線 下り回線で利用されている。

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